【新社会人】大手企業会社員向け半楽天経済圏の住人:実例紹介【ライフハック】
今回は「半楽天経済圏の住人である私の実例」というテーマを記事にしています。
私は投資歴が約2年、コロナショックも直撃した30代の建設系のエンジニアで、すでに複数回の海外駐在を経て30歳前に資産1000万円に到達し、その後の長期的な海外駐在を経て資産を形成しました。
いま現在は3000万円超の金融資産を所持し、約2500万円を運用している個人長期投資家です。
どうも建設系エンジニア兼長期投資家のカンダです。
今回は最近メディアでもこのワードが出てくることもある楽天経済圏について、私の実例を交えて記事にしていきます。
そもそも楽天経済圏とは、ネットショッピングサイト「楽天市場」をはじめ、「楽天カード」「楽天銀行」「楽天証券」「楽天モバイル」など、生活のあらゆる場面にかかわる楽天のサービス群が生む「ビジネス上のエコシステム」のことであり、今回は出来る限りそのサービスを利用することで、その恩恵を受けることを指します。
大手企業会社員向け半楽天経済圏の実例紹介
所謂ポイ活(種々の手段を講じて、ポイントをためる活動)とは異なり、あくまで自分の生活の中で選択できるものをできるだけ楽天サービスを活用することに焦点を当てています。
ここが「大手企業会社員向け」と銘打っている理由です。
私自身とある大手企業の会社員ですが、大手企業の会社員はそもそも、
・若いうちから比較的高水準の給与で勤務しているため、時間単価が高く、楽天をはじめとしたポイントに執着する必要がない
・特に独身のうちは何もしなくても貯蓄ができているので節約への意識が薄く、ふるさと納税も活用しない
・福利厚生が充実しているため、楽天サービスを受ける必要がない
・出張や海外勤務があり、ポイントよりもマイルが貯まるカードを使いたい
という側面があり、お得になりそうだというのはわかっていても、あまり楽天経済圏に移行しない人も多いです。
ですが、私自身楽天証券・楽天銀行を利用するようになり、例え徹底して楽天経済圏に移行しなくても、十分ペイすると判断しました。
まずは「楽天会員」になって、「楽天カード」を契約し、「楽天証券」「楽天銀行」を開設する
手始めに「楽天証券」「楽天銀行」「楽天カード」の3つを進めていきます。
なお「楽天会員」については割愛しますが、単純に会員登録をするだけで還元率が+1%になるので登録しましょう。
これらはすべて持っていてもマイナスがないうえに、楽天市場でポイント還元率が上がるプラスが受けられるようになります。
「楽天カード」は知っての通り、持っていて困らないカードです。
普段使いする一般会社員であれば、無料の通常カードで十分です。
Rポイントカードとしても使用可能ですし、クレジットカード利用で1%還元されるので、店によってはポイント+クレジットポイントの両取り可能ということもあって、カードにこだわりがなければすぐに契約していきましょう。
ちなみに私の場合はサブカードとして使用しています。
もともと海外駐在・出張、個人旅行で活用するために普段はずっとマイルを貯めるために使用しているJALカードですが、より還元率が高く取れる場合については楽天カードを使用します。
また後述しますが、楽天市場を利用する際および楽天証券による毎月積立のカード払いにも利用しています。
続いて「楽天銀行」を開設していきます。
サラリーマンをしていれば、給与口座や会社経費口座を特定の銀行に指定されることが多いかもしれませんが、いまやネットバンクは必須です。
私も給与口座は会社指定銀行であり、優遇ランクを付与されていますが、これは入ってきた給与を各口座に振り分けることに特化しています。(優遇ランクだと振込手数料やATM利用料が無料になります)
つまりは各カードの指定銀行および銀行引き落としといったものは、基本すべてネットバンクである「楽天銀行」にしています。
「楽天銀行」の場合、取引回数や預金残高に応じてステージが決まり、預金額が多ければ銀行取引やATM利用無料が回数指定で無料になります。
なので社会人になりたてで、まだあまり預金がなく、指定銀行口座が優遇ならそちらをまずはメインとし、徐々に移行していけばいいです。
最後に「楽天証券」ですが、証券口座は今や現代の会社員にとって必須のものだと理解しましょう。
すぐに投資をはじめなくても、開設するだけならタダなので、「楽天カード」、「楽天銀行」を進めるのと同時に開設してしまうのがおすすめです。
後でやろうとしても、やっぱり面倒になって始められないのがありがちです。
特にこういった資産運用は結婚してから0から始めるとなるとかなり大変とのことなので、さっさとやってしまいましょう。
ちなみに投資に興味があり、ある程度方針が決まっているのであれば、同時期に積立NISA口座も申し込んでしまえばいいでしょう。(私はすでに証券口座は開設済みだったので、あとで開設したのですが)
ではなぜ開設するのがいいのかというと、「楽天証券」を開設し、楽天ポイントを利用した投資を実行すると還元率がさらに+1%されるためです。
これは結構大きいです。証券口座を維持するのには特に費用はかかりませんから、最初手間でも規約が改定されてしまわない限り効果が続きます。
あとあまり効果はありませんが、「楽天銀行」と「楽天証券」のマネーブリッジを設定しておけば、「楽天銀行」の金利が0.1%になります。
「楽天モバイル」「楽天ひかり」を利用する
1つ目はほぼマイナスがなくすぐに利用すべきサービス3つを紹介しました。
ここからは自分の状況に合わせて決定することをおすすめするサービスです。
「楽天モバイル」は所謂格安スマホが流通した際に開始したMVNOです。
基本的にはお勧めのサービスで、余程こだわりがない限り、他のMVNO事業者と値段的に違いはないので、乗り換えをお勧めします。
一方で、残念ながらキャリアのサービスに比べて、非常につながりにくい時があります。
本当にその間はネット回線がつながりにくいので、常にタイムリーにつながらないと生活・仕事に支障をきたす人にはおすすめできません。
ご自身の生活状況と照らし合わせて決めていく必要があります。
「楽天モバイル」も契約すれば楽天市場での還元率は+1%となります。
続いて「楽天ひかり」です。これは固定の光回線による通信サービスです。
これもよくキャンペーンを実施していますので、現在利用している光回線業者よりも値段的に良ければおすすめのサービスです。
一方で、マンションの固定回線がある場合は、往々にしてこういった事業者よりも安いので、無理に「楽天ひかり」を利用する必要はないと言えます。
「楽天ふるさと納税」を活用し、貯めたポイントを「楽天ペイ」で普段使いする
最後に「楽天ふるさと納税」を活用し、貯めたポイントを「楽天ペイ」で普段使いすることについて記載します。
今やかなり浸透している「ふるさと納税」ですが、楽天のサービスの1つに楽天市場によるふるさと納税があります。
ふるさと納税は非常に重要かつ給与所得が多い会社員に取ってはいまや必須のサービスです。
これの何がすごいのかというと、「楽天ふるさと納税」で寄付を実行すれば、それもそっくり楽天ポイントが付与されるという点です。
例えば上述の各サービス(楽天カード、楽天銀行、etc)を利用し、ポイント還元率が+5%で15,000円分の寄付を実施すれば750ポイントが付与されます。
年収700万円の人であれば、個人の状況によって差はでますが、年総額約10万円分がふるさと納税対象となるので、+5%還元の人であれば5000円分(10万円の5%)のポイントが返礼品と別途獲得可能です。
つまりはふるさと納税でかかる実質自己負担金2000円はポイント還元により余裕でカバーできるわけで、利用しない手はありません。
なお楽天ポイントの落とし穴として「期間限定ポイント」というのが存在します。
キャンペーン期間中のポイントアップサービスの場合、1か月間といった区切りでポイントアップされたポイント還元が実施されます。
これらはその期間中に使用しないと失われてしまうので、早急に使用する必要が出てきます。
以前まではそれらを楽天市場で使用することになっていましたが、なかなか使う先がなかったり、少額しなかったりしたので使いにくい面がありましたが、今は「楽天ペイ」で普段使いで消費することが可能です。
期間限定ポイントを他の通常ポイントよりも優先的に使用してくれます。
楽天ポイント対応の飲食店で使用したりすることで、損することもなく非常に便利です。
細かいことではありますが、これらを抜け漏れなく使っていくと年単位でみれば結構な額を節約できます。
もしふるさと納税の返礼品を日用品(ティッシュ、トイレットペーパー、水、など)に特化させ、獲得したポイントを日常生活で消費すれば、かなり生活費を削減できます。
事実、私はもう1年以上ティッシュもトイレットペーパーも買っていませんし、家飲み用のお酒も買っていません。
某牛丼チェーン店でもポイントで支払いが出来るため、浪費ではなく消費に回せるというのが実に優れています。
自分にとっていい塩梅を考え・実践する
こういったポイントサービスで重要なのは、自分にとっていい塩梅を考え・実践することです。
もっと色々なサービスに手を出せば、楽天での還元率は上昇していきますが、その分支出が増えたり、管理の手間は増えます。
そのため、絶対に利用するサービスに限定することで、損をせずにそれなりにいい還元率で恩恵を受けることで満足することが大事です。
まとめ:大手企業会社員向け半楽天経済圏
・まずは「楽天カード」を契約し、「楽天証券」「楽天銀行」を開設する
・自分の状況次第で「楽天モバイル」「楽天ひかり」を利用する
・「楽天ふるさと納税」を使ってポイントを貯めて、「楽天ペイ」でポイントを消費する
・自分にとっていい塩梅を見極め、利用する
参考になれば幸いです。皆様が小金持ちになることを祈って。
カンダ
【投資はあくまで自己責任で】