今回は社会人と趣味としてのスポーツについて記事にしていきたいと思います。
私は投資歴が約2年、コロナショックも直撃した30代の建設系のエンジニアで、すでに複数回の海外駐在を経て30歳前に資産1000万円に到達し、その後の長期駐在を経て資産を形成しました。
いまは約3500万円の金融資産を所持し、2500万円強を運用している個人長期投資家です。
私も社会人になってもサッカー、フットサル、スノボ等といったスポーツをしてきましたが、改めて社会人と趣味としてのスポーツについて考察します。
基本的には自己責任の範囲でいくらでもやればいいと思っていますが、まだあまり深く考えたことのない若い社会人、新社会人にとって有益になれば幸いです。
基本は自己責任:不要な不利益を避けたければコンタクトスポーツ・競技スポーツは20代で卒業するのが安パイ
結論としては上記の通りで、不必要に会社や私生活で揉めたくなければサッカー・フットサル、バスケットボール、ラグビーといったコンタクトスポーツは20代で卒業するのがいいんじゃなかろうかと思う。
あと競技色が強いスノボやスキーに関しても一般的な会社員をしているのであれば回避するほうが安パイです。
もちろんどれもそうですが、競技というよりも楽しむことを優先するような状況、ルールの中でプレーするのはその限りではないと思います。
特にスノボやスキーは家族でも楽しめるものですので、あまりネガティブな印象はないですが、競技性が高くなればなるほど無理をしたり、ムキになったりしてケガをするリスクは高まりますので注意がいるでしょう。
なぜこれらを回避したほうが安パイか、単純に会社員をしていると「怪我したときに被るマイナスが計り知れないから」ということ。
侮ってはいけない:年齢による突然の老化
常日頃から比較的ハードな運動習慣をもつ人は限定的で、多くのサラリーマンは平日は行き帰りの徒歩(在宅勤務であればこれもなくなりますが)、人によっては週末のジムや自宅での軽度の筋トレぐらいの運動習慣だと思います。
20代であればまだまだ基礎体力がありますし、特に衰えは感じないと思います。
また何より回復能力が30代になってから振り返ると、20代は段違いで高いんです。
私もまだ30代前半なんでその日一日だけであれば20代とそん色なく過ごせるだろうと思うが、それを続けるとなるとかなり苦しく、回復力が極端に落ちていること実感しています。
そして体力的な回復力の低下に応じて気力の面でも多少の衰えを感じます。
20代であれば多少の無理・無茶をしても、一晩ゆっくり休息を取れればほぼほぼ回復していきますし、それを加味した行動が取れますが、30代になるとそれが無理になっていきます。
また厄介なのがこの衰えが結構突然やってくるということ。
個人差は当然ありますが、同年代と話をするとこの体力的な老化は31、32歳ごろにやってくることが多そうです。ちなみに私もまさにそうでした。
私自身中肉中背でそれなりに体は丈夫なほうで、1年間まったく会社を休んで予定を飛ばすような体調不良にはならなかったのが、32歳で一度ガクッと来ました。
それを境にジム通いをはじめ、食生活や生活習慣を見直すことでだいぶ持ち直したと感じますが、あそこで手を打たなかったと思うとゾッとします。
あのまま衰える一方だったでしょう。
侮ってはいけない:体型の変化
また次にあるのは体型の変化です。
早い人だと20代半ば、普通の人でも30歳前半に多いのが体型の変化です。以前と同じような生活をしても、気付けば体型が変化していくのがこの世代です。
昔であれば少し太ったなと感じればランニングしたり、飲食を短期間節制するだけで元に戻ったものが、これくらいからかなり戻りづらくなっていきます。
もともと運動部で食べる量が多く、筋肉量も多かった人は運動量の低下に応じてどんどん太っていきますし、瘦せていた人はお腹だけぽっこりしていきます。
悲しいですが人間である以上、こういった体型の変化はなかなか避けようにも避けられない部分があります。
これもコンタクトスポーツや競技スポーツをしていくのをお勧めしない理由です。
たとえ幸いにも体力や技術が追いついていても、それをこなすだけの体が整っておらず、ケガする可能性もあります。
やっぱり会社員にとってケガしたときのマイナスがでかすぎる
結局のところ、こういったケガが社会人にとってはマイナスに働くリスクが高すぎるということ。
ここ最近は在宅勤務も促進されているので、例えば足を怪我をして通勤が難しくなっても自宅で対応できるようになってきましたが、それがいつでも・いつまでもOKというわけではない人が多いのではないでしょうか。
そもそも通院、場合によっては入院も必要になるでしょうし、私生活が難しくなる場合もあるでしょう。
残念ながら一般的な会社であれば、ここらへんへの配慮は意外とシビアな対応を取られる可能性があります。
業務に関係のないところで大きく仕事に穴を開ける人に重要な仕事を振るのはちょっと考えにくいからです。
だからこそ、早め早めに違うスポーツを経験し、将来の計画を立てる
私は社会人が趣味としてスポーツをすることには非常に前向きで、私自身30歳手前ではじめたゴルフは諸事情による休止をはさみながらも継続しています。
一方で学生時代から続けていたサッカー・フットサル、スノボはすっぱり20代でやめました。
正直フットサルはそれなりに楽しく継続的にやってきたこともあって多少名残惜しいところもありましたが、あのまま続けても以前のような活動は肉体的にもコミュニティ的にも難しいのが明らかだったので、今となっては計画的にゴルフをはじめておいて正解でした。
コロナショックでここ最近は実施していませんが、フットサルはお仲間だけの遊びとして年2,3回ほどまだ続けています。
ただこれは飲み会前の遊びでしかなく、以前のようなグラウンド貸切っての草サッカーやワンデイトーナメントのフットサル大会といったものは完全に撤退です。
世の中では少し前から一人でも出来るサイクリングやランニング、筋トレ、ボルダリングであったり、一人ではできませんがテニスやバドミントン、卓球といったものもあります。
スポーツではりませんが最近ではキャンプが流行っていますし、根強い人気でもある釣りもありますので、競技性が高くないスポーツやコンタクトスポーツ以外にも色々な選択肢があります。
ゴルフも時間とお金が許せば個人的にはお勧めです。
一人でラウンドは無理でも、練習はできますし、海外駐在がある仕事をしているのであれば現地で驚くほど安価にプレーができ、休日を楽しむことができます。
これらは実際に30歳を過ぎてから、よしはじめよう!としてもなかなか難しかったりします。
年次が上がって仕事が忙しくなったり、結婚や出産といったイベントがあったりと、時間的・金銭的になかなか0から始めるにはハードルが高くなりがちです。
加えて、こういったライフイベントが多く発生するとそこから数年に渡ってなかなかまとまった時間取れずに気付けばもう40歳なんてことになりかねません。
そのため、まだ時間的余裕があって体が動くうちに計画的に始め出すのを強くお勧めします。
まとめ
・体力の衰え、体型の変化は突然やってくる。
・コンタクトスポーツや競技性の高いスポーツはケガのリスクが高く、ケガによる不利益が一般的な会社員には大きい
・できれば20代からコンタクトスポーツや競技性の高いスポーツ以外の選択肢を見つける
参考になれば幸いです。皆様が小金持ちになることを祈って。
カンダ
【投資はあくまで自己責任で】