いまいち忘年会シーズンという感じがしないカンダです。
今回は90%実話(一部は個人情報なので脚色)の経済的に綱渡りな生活を実際に送っている友人たちの生活について記事にしたいと思います。
なかなか実例を知る機会のない20代・30代の方々に見て頂ければ幸いです。
みんな思いのほかぎりぎりの生活を送っている事実
忘年会シーズンになると普段もっとも関わる会社の人々とは別のコミュニティ(地元、高校、大学、等々)で飲んだりしますが、みんな意外とぎりぎりの生活をしていることがわかり、小金持ちになりたい・経済的に困窮したくない方々に情報を共有していきたいと思い、実例を挙げていきたいと思います。
①マイホーム購入・車所持・子供2人でまったく自由がない昭和的生活の先輩A・友人B・後輩C
未だにこのタイプの人がいるのか!と思うかもしれませんが、実は本当に多いこのケース。
車所持は比較的限られたケースかもしれませんが、子供2人で新築マイホーム(戸建てorマンション)を購入したケースは本当に多いです。
・先輩Aは比較的高給取りなのでいまのところ非常に順調に生活できているようです。またすべてのタイミング(結婚、出産、昇進、自宅購入)が早かったこと、それを維持出来ていることもあって安定度は高いですが、今後の昇進次第では雲行きが怪しいとのこと。
・友人Bは高給取りとまではいかないものの、日本の平均年収は上回っていること・実家が割と裕福なこともあって生活は問題ないようですが、それでもやはりかなりカツカツなようです。
・後輩Cも現状は比較的高給取りであり、実家も裕福ということもあっていまのところは問題ないが、現金がかなり減っている状態が続いているので、そこに懸案はあるようです。
ここでは友人Bに着目してみますが、彼はローンの期限も35年まで伸ばして契約しており、2人目の子供が生まれたところで一生ローンに追われていくことに今となっては不安を感じるようになっているようです。
特に配偶者がすでに数年働いていない状態・今後も不透明ということもあって、いずれ教育費がかさんでいくとこのままではかなり苦しいな、ともらしていました。
車所持は子供が小さいときには必要とされていますが、レンタカーからカーシェアリング、タクシーの配車アプリもある日本ではやはり浪費に分類されると考えます。
同時に新築マイホームを購入していることもかなりの浪費と言えます。
②ダブルインカム継続でないと生活水準が維持できないが、引っ越したい友人D
これはいまは標準的なケースかもしれませんが、共働きを継続しながら2人目の子供が生まれた友人D。
彼は比較的業務量が多い仕事をしていながら決して単価は高くなく、給料自体は平均的水準にありますが、福利厚生がそれなりにいい企業に勤めています。
また配偶者の方も仕事を継続しており、育休と時短を活用していまのところ何の問題もなく暮しているようですが、それでもいまの生活を維持しようとするとダブルインカムは絶対外せないとのこと。
理由としては、双方の親のバックアップがまったく期待できないことが大きい、また、将来的にある程度決まった土地(家)で生活したい願望強く、福利厚生がいい会社とはいえども自分からそれをある程度諦めてでも、マイホームの購入を検討しているようです。
このDはもともと聡明な人なので変なことにはならないと思っていますが、今後も友人関係を続けたいので生活に困窮しないことを祈っています。
③贅沢好きの配偶者と結婚して奨学金の返済に追われ、バイトしている高校生より自由に使えるお金がない友人E
これもありがちですが、奨学金の返済が残ったまま結婚・子供が生まれ、自由に使えるお金が高校生より少ない友人E。
彼は完全に身から出た錆ではありますが、比較的お金に余裕があった独身若手時代に散財を繰り返し、奨学金の返済や貯蓄・投資にお金を回すことがないまま結婚・子供が生まれたタイプです。
とても結婚が早かったわけでもないにも関わらず、いまだに奨学金の返済は続いており、保険にも大量加入していることもあって、ほとんど自由に使えるお金がないようです。
また配偶者の方が割と贅沢好きであり、週末もできるだけどこかにお出かけしたいタイプのようで、想像していたよりも家計は圧迫されているようです。
収入の水準も高かったにも関わらず貯蓄額も年齢にしては平均的なようです。
④結婚して1年でマイホームを購入したものの、転職とスクール通いに余念がない先輩F
このタイプは比較的レアケースだとは思いますが、それでもたまにいる転職とスクール・セミナー通いがほとんど趣味と化しているケースです。
転職が盛んになっている今では転職自体に何か思うところがあるわけではありませんが、この友人Fは決してその転職によって収入がグッと増えたり、生活が豊かになっているわけではないのです。
ただよくよく聞くと転職とスクール・セミナーのループをしているだけで、実は全体から見るとマイナスになっている状態です。もちろんこれはただの数字の話なので、本人が満足していればいい話ではありますが、どうにも最近はそれも怪しくなっており、ただのないものねだり状態に陥っているように感じられるのです。
また、この友人Fはもともと語学力に長け、海外志向もあったにも関わらず、なぜか結婚して1年ちょっとでローンを組んでマイホームを購入しており、最近はコミュニティの集まりにも参加率が悪くなってきているのでちょっと心配です。
将来の選択肢を大幅に狭める決断をみんな簡単にしてしまっている事実
どの方々もいまはまだ30歳手前~30代半ばであるため生活に支障をきたしている・顕在化してきていることもありませんが、確実に選択肢が狭まっていることは明らかです。
特に友人Eは内情まで結構深く聞いているため、自分の状況と照らし合わせてみるとよくわかるのが、こうなってしまっては投資や副業に一歩踏み出すことへのハードルが格段に上がってしまうということです。
将来お金がかかるのがわかっていながら、たとえ余剰資金であっても現金を投資に回すことに抵抗を感じるのです。
またどの方々も共通していることの一つとして、“趣味がない(なくなった)”ということです。
時間的制約を受ける子供が小さい時代はさておき、その制約がなくなったときに何もやることがなく、自由に使えるお金も限られ、不労所得もない状態に陥ったら最悪だとカンダは考えます。これが強制無趣味のおじさんです。
将来の自分の選択肢を大幅に狭める決断をみんな簡単にしてしまっていることが重大な事実であるといえます。
まとめ
・実例をもとに将来自分がどういう生活をしたいのかをよく考える
・将来の自分の選択肢を大幅に狭める決断をみんな簡単にしてしまっている
・強制無趣味のおじさんになりたくないのであれば、やっぱり投資や副業が必要になってくる
余談
【何をするのもお金がかかる】
当たり前なんですが、やっぱり肝に銘じておきたいこのこと。
子供と違い、大人になると何をするにもお金がかかります。〇〇離れとして、車やゴルフといった昭和の大人の趣味はいまや昭和の遺物と化しています。
それでも大人になって人生を楽しむのであれば、ストレスとバランスよく働ける仕事と楽しめる趣味が必須だとカンダは考えています。
私自身はこういった文章を書くのも好きなので、ブログの投稿も続けていければと思っています。
参考になれば幸いです。皆様が小金持ちになることを祈って。
カンダ