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【必見】人事通知は隅々まで目を通せ! – 人事は会社の鏡【仕事ライフハック】

我が社で通知される人事の知らせは隅々まで必ず目を通すカンダです。

我が社は建設系なのでエンジニアが多いのですが、こういった社内的な事情・会計的な事情に疎い、というよりも興味のない人が多いように感じています。

ですがとっても重要なのでそのことを伝えられればと思って記事にしました。

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人事通知が大事な理由

この理由はずばり、人事通知を見れば会社が何に力を入れようとしているかが一発でわかる、からです。いやいやそんなの会社内で定期的に開かれる経営戦略に関する連絡やプレスリリース・社内報等々でわかるじゃないかと思いがちですが、それだけでは足らないのです。

会社もバカではないのでマクロな視点での経営方針や5年先、10年先の展望は発信してきますが、じゃあそれがミクロな視点でどこに注力していこうとしているのかを知るには人事通知が最適なのです。

というのも、“会社として力を入れる≒社内人的資源の投入”に他ならず、特に社内で力のある人間の鶴の一声で人がかき集められることはあったりします。

ただ、注意しなければならないのが、とっくの昔に始まっていた案件に対してなぜか人が投入されている場合はこの逆で、“泥船”の可能性があります。そういった船に一度乗ってしまうと、あの案件を担当していた人だというレッテルがついてしまいますのでご注意を。

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自ら異動を希望するのも一手

もし会社の中で注力されているところがあって、人手不足であれば異動時期でなくても異動できたりします。(もちろん会社によりけりだと思いますが)

というのも過去記事でも記載した通り、その道の先駆者になることはサラリーマン人生ではかなりのプラスなので上司と掛け合ってみるのもいいでしょう。

少しイレギュラーな対応も許される可能性が高いです。例えば籍自体は元の部署のままで、業務だけ完全に異動先に移すような対応も取れる可能性があります。こうなれば戻る先をキープしつつ、注力されているところの業務にも携われるのです。

なぜこの対応がいいのかというと、必ずしも注力されている案件が成功するとは限らないから、という至極単純な理由です。

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世渡り上手のすゝめ

詰まる所、会社員・サラリーマンは当然世渡り上手であればあるほど得をします。出る杭は打たれるという文化がいまだ存在する日本では当然といえば当然です。

中にはそれすら突き抜けてしまう人もいますが、そういう人たちはあるところまでは最速で駆け上がりますが、そこでズバッと切られたりします。これは出る杭は打たれるというよりも、突き抜けてきた結果、無意識に周りに敵ばかり作ってしまった結果と言えます。

逆に過去に一緒に仕事をしたことがある人が自分に対して好印象をもっていたら、内々に声が掛かってきたりします。そういうつながりは現代社会でもまだとても重要であると言えます。

ただし、気を付けるべきところは、“世渡り上手≠八方美人のええかっこしい”、です。こういう人は皆にいい顔してよく思われたい病にかかっているので、こちらも無意識に敵を作っている可能性があります。なぜか、それは一人の人間がこなせる業務量には限界がある、ためです。

ええかっこしいの人たちは上や周りにいいかっこをして下に面倒を押し付ける傾向が強いので付き合いはほどほどに。

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まとめ

・とにかく人事通知を隅々まで目を通し、自らチャンスを掴む努力をしよう。そして世渡り上手になるに越したことはないのがサラリーマン

・自分から動かないサラリーマンにチャンスは巡ってこないと考えよう。

余談

【ええかっこしいが見透かされて干された先輩の話】

カンダももう10年近くサラリーマンをしていますが、過去ええかっこしいの上司にあたってストレスが溜まったことがあります。

この上司は確かに仕事のセンスはあるですが、泥臭い仕事が大嫌いなうえに、周りからのお願いを安請け合いして後輩に押し付ける癖がありました。

カンダは一期間だけの付き合いでしたが、そもそも自分がやらないこと(後輩に押し付けること)を根本に、やる意味が見いだせない仕事を格好つけて取ってくる人だったので、早々に揉めることになりました。

はじめは上司なので嫌々ながら対応していましたが、あまりにそれが続くため、あるときはっきりかつ論理的に拒否し、突き返した経験があります。(後日談として、そのあと相当困ったらしく、上長にまで自ら自分はどうしたらいいか相談しにいったそうです)

また周りもその状況、仕事の仕方が段々と透けて見えてきたこともあって、その上司は段々と干されていき、本人の意向とは別の関連部署に流れていきました。


【やりたがりが仇になって信頼を失った後輩の話】

結局サラリーマンも競争社会です。いい仕事は自分から取りにいかないと廻ってこないのは必然です。一方で、それが過ぎたが故に評価を落とすことも忘れてはいけない、という実例です。

我が社は比較的やる気のあるものにいい仕事を廻す文化があります。つまりやりたがり・欲しがりの人間は相対的にいい仕事が取れるのが事実です。ただし仕事の評価はそれなりにシビアに下されます。特に能力のある上司が評価者であった場合、チーム内で誰がなにを担当し、それがどういった経緯でそうなったかをよく見ているものです。

最もやってはいけないことは、“やらなくてはいけないこと”と“やりたいこと”を同列に考え、業務にあたり、後者を優先し、前者を滞らせると最悪です。

ここらへんは企業毎に違いがあるでしょうが、私の後輩の実例を記載します。

彼はもともと色々なことに興味関心をもち、自分の範囲で複数の業務を並行して進めることに自信をもっていたようでしたが、そうも上手くいきませんでした。理由は明確で、人に任せきることができない、というところです。

すべての業務に一枚かむまではいいですが、それが気になっていつまでも口出しをしてしまう、その都度打ち合わせや作業に追われるため、結局当初予定していたものがすべて遅れ・仕事を腐らせ、それをみた上司が腐らせた仕事を周りに再度振り直すことになったのです。

チャンスだったのは間違いないですが、それをするにはなにかを諦めるしかないのです。それができない人は案外多いのが私の経験則です。


参考になれば幸いです。皆様が小金持ちになることを祈って。

カンダ

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