今回は「自己管理の重要性」というテーマを記事にしています。
私は投資歴が約2年、コロナショックも直撃した30代の建設系のエンジニアで、すでに複数回の海外駐在を経て30歳前に資産1000万円に到達し、その後の長期的な海外駐在を経て資産を形成しました。
いま現在は3000万円超の金融資産を所持し、約2500万円を運用している個人長期投資家です。
今回は会社員を約10年勤め、現在も継続勤めている私から「自己管理の重要性」について記事にしていきたいと思います。
この自己管理の重要性で焦点を当てるのは、管理職・評価者から見た若手・新入社員についてです。
結論から言えば、自己管理が出来ていないと判断された場合、基本的にいい仕事は振ってこないということになります。
ちなみにどんなに自己管理に気を払って徹底しても、ミスをすることもあれば、体調を崩すことはありますし、大病を患うこともあります。
ですが、少しの意識だけで避けられる事態を避けずにいた場合はそうはならない、ということです。
自己管理が甘いと判断される会社員の特徴
自己管理が大事かどうかなんていうのはもはや語る必要もないかと思いますが、自己管理が甘いと判断される会社員の特徴は以下の通りです。
恒常的なちょっとの遅刻
まず最も多いケースであり、かつ、日本企業で働く場合は致命傷となり得るものです。
私も場所や国を変えながら、何十人もの先輩社員と直接的に協業し、かつ、数十名の後輩社員を管理していきたのでわかりますが、頻繁に遅刻する人はまず間違いなく信用を失います。
そんなの当たり前じゃん!と思われる人もいますが、これが驚くことに実社会には案外いるものです。正直、私はびっくりしました。
なお少しの遅刻については意外と世界共通です。
毎日20分や30分、何の理由もなく遅刻するのです。あまりここらへんに厳しくない企業ですとスルーされます。
「朝に弱くて早く寝ても起きられない」、「私用で昨日寝るのが遅くなったから寝坊した」、などの擁護できない理由で遅刻する
毎回毎回5分前後、会議に遅れてくる
その場その場では強く指摘されないかもしれませんが、評価者からすれば業務上計算できないため、当人が急に不在になるリスクでしかないので、重要な職務を任せる可能性は低くなります。
具体的でない体調不良による欠勤が続く
次に多いのは、「具体性のない体調不良」を理由に休む人です。
これも私からすれば驚きなのですが、具体的な症状のない体調不良による欠勤をする人は少なくないです。
ここ最近は体温が気にされる時代なので、「気分が優れないが、熱はない」といった理由で休む人もいます。
私も軽度ですが頭痛持ちで、天候が悪くなると発症しやすいため気持ちはわかりますが、頻発するなら薬を服用したりすることで対策を講じることが出来ます。
もちろん人によりけりなので、はっきりと注意が難しいのですが、1か月に2回も3回も頭痛で休むのであれば病院にいって精密検査を受けたほうがいいです。
若者に多い本人の不注意による欠勤
続いて、これをする人は結構早い段階で要注意人物に認定される「本人の不注意によるな欠勤が多い」人です。
若い社会人や新入社員の方々には是非注意していもらいたい。
例えば、
・会社帰りに泥酔して、会社PCや会社IDがはいったカバンを紛失した
・休暇で遠い海外に旅行し、飛行機の遅延で休暇を過ぎても帰国できなかった
・連日海で遊び日焼けをし過ぎて全身火傷状態で仕事にならない
・スノボやスキーで出社直前まで遊んだあとに風邪をひいて数日休む
といったことです。
飲んだり、遊ぶのは全然いいんです。そのために働いているのですから。
が、私企業に勤めている以上ちょっとした不注意があとあと自分のキャリアに影響がでることを意識するのが大切です。
私自身も深酒する可能性がある場合は会社PCは持たない、IDはズボンに括り付けておく、といったしょうもない工夫を若い頃はしたものです。
加えてコロナショック前は、年に一回以上海外旅行をしていましたが、必ず最低1日は後ろに余裕を持った行程にしていました。
また多少怪しい航路を使う場合はトラブルを避けるために手荷物だけで旅行できるようにしたり、お金で安全が買えるもの(タクシー移動、安全なホテルの立地、現地ガイドなど)なら迷わず支払いしていました。
スノボもそうですが、学生がするような週末に弾丸で金曜夜発、月曜早朝着といった行程を組むのであれば会社員は絶対に失敗をしてはいけません。
また若い独身の方々にたまーにいるのですが、大学生と同じようなノリで会社員になっても振る舞うような人はいます。
店や野外で酔って騒いで通報されたり、学生にありがちな野宿禁止の場所で野宿して通報されたりするのは危険極まりないです。
自己責任ですが、会社に迷惑がかかるようなことが発生した場合の処理も自己責任になることをしっかり認識すべきです。
関連して、社会人のスポーツについて記事にしています。
連絡が途絶えがち(メールやチャットのレスが遅い)
最近はチャットによる業務遂行が定着してきていますが、これも影響します。
特にテレワークをする場合、レスが早いか遅いかはかなり如実に表れます。
これも自己管理(タイムマネジメント)が甘いと判断されてしまいます。
レスが早い人、忘れず折り返す人、遅くなるなら少なくともその回答は必ず出す人は信用されますが、その逆でレスが遅い、折り返さない人は表立って指摘されない可能性はありますが、信用を失っていきます。
電話が減った分、自分の仕事に集中できる環境が一日に多くありますが、お互いの状況がわからない分、より一層注意すべきです。
要は私企業の会社員であることを忘れてはいけない
私企業の会社員をしているのであれば、その事実を絶対に忘れてはいけないなと常日頃から意識しています。
上述のようなことがあっても、自営業であれば自分が働かなければダイレクトに報酬に影響します。
反面、会社員をしているとこういったことが日常的にはダイレクトに起こらないため、「自分は悪くないのにいい仕事がこない」、とか、「不可抗力なのに外された」、とか言ったりする人が本当にいます。
私企業の会社員は常に競争です。仕事を振る側もやり切れる人間に仕事を振るのは当たり前です。
こういうしがらみにとらわれたくないというのであれば独立したほうがいいでしょう。
もし会社勤めを続けるのであればこういう状況下におかれるということはよく念頭に置いておくことが賢明です。
まとめ:自己管理の重要性
・会社員は常に競争。私企業に勤めている以上ちょっとした不注意があとあと自分のキャリアに影響がでる
参考になれば幸いです。皆様が小金持ちになることを祈って。
カンダ
【投資はあくまで自己責任で】