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【新米サラリーマン・学生】会社を使い倒す【必見】

会社は社員を利用しているのだから、ルールの範囲内で会社を使い倒すことが会社員にとって超大事

こんにちは、建設系エンジニアのカンダです。会社員になって数年が経過して理解した会社の仕組みとその利用方法について記事にしたいと思います。内容は、①利用できる制度やルール、②グレーなルール、③その他しょうもないことまでの3つに分類していきます。みなさん自己責任で。

 

【A.真っ当な利用方法】

①資格取得制度・休暇制度

これは基本です。多くの会社(我が社含め)では奨励資格が設定され、その取得にかかる受験費用や取得した場合の手当てが存在しています。人事や総務が大概List化し、社内ネットワークにUploadされています。これは是非活用していきたいところです。

特に社会的に評価の高い資格は転職活動をする際にもプラスに動くため、そこに注力していくのも大事です。奨励金がでるからといって無意味な資格を取得していくことは時間の浪費にしかなりません。(そんなことする人はいないでしょうが、念のため)

また休暇制度も有効活用することをお勧めします。10年勤続したら特別有給が発生したり、結婚・出産があった場合も同様です。なるべき普通の有給休暇はいざというときのために取っておくことが大事です。

②学会参加・研修参加

これも基本です。比較的大きい会社だと部署に限らず、本部レベルでの学会参加や研修参加費用を持っていたりします。日々の業務との兼ね合いが難しい場合はありますが、興味がある分野や社内異動や転職を検討する人であれば、積極的に出席することをお勧めします。

研修はよほど自分の業務に関りがない・興味がない限りは個人的にはあまりお勧めしません。何度か参加したことはあるんですが、その瞬間は学びになるんですが、案外会社の業務とあまり近くなかったり、どちらかというと趣味に近いものだったりするためです。

②マイル・ポイント取得

これは会社によるらしいです。ちなみに我が社は問題ありません。

例えば飛行機を利用した出張のマイルやその際に滞在するホテルのポイントは個人に帰属させることが可能です。入社したら・入社する前に先輩社員に確認することをお勧めします。ちなみにカンダはこれでマイルを貯め続け日系エアラインの上級会員になっていますし、特典航空券や商品への交換に有効活用しています。

ただし、カードの利用は比較的制限されています。コーポレートカードが存在するため基本的には自分のカードは利用できないので、出張や接待に対して自前のカードを使用できる会社と比べるとマイナスです。

 

【B.グレーなルール利用方法:グレーと表現していますが、法律・社内ルールに則っていることをまず確認】

①仮払い清算のルールを把握する

これは出張や駐在でうまく活用し続けると、トータルで結構なリターンが期待できるものです。

例えば、ホテル代・移動費。

多くの企業は社内ルールでホテル代・移動費に制限を設けています。そうでないとすべてタクシー移動で高級ホテルに宿泊する輩が発生するためです。一方で、特定の状況下では上限を引き上げるルールであったり、通常の上限を下回る場合で済んだ場合の差額は個人に帰属することになっていたりします。これは会社としてすべてを実費精算するよりも、ホテル代を通常上限を固定費とすることで清算を簡略化し、効率化ていることになります。(法的にOKかどうかの詳細は経理・会計ではないので記載できませんが。)

またタクシー移動についてもむやみに許可はされていませんが、限定的な条件下では許可されるルールが存在していたりします。例えば、海外出張の場合に限り自宅・最寄り駅間はタクシー移動を許可したり、2500円までであれば1つの出張中に2回まで利用できたり等。これも簡略化による業務効率化の一つです。

上記のルールを逆手に取って、会社員は有効利用することがおすすめです。つまりどういうことかというと、

■ホテル代の上限8500円だが、7500円で済ませれば1000円は社員個人に帰属することになる。さらに言えば、1週間の出張をすべてカプセルホテルで済ましてしまえば差額だけで。。。

■タクシー移動が自宅・最寄り駅間が許可されている場合、帰宅時を狙って普段買い物するには面倒なかさばるものをまとめて購入し、タクシーにのっけてしまい、その手間と費用を節約する。

といった具合です。こういった活用をみみっちいと思うのか、それとも有効活用と思うかは人それぞれです。

ちなみにカンダの場合はできる限り活用しています。特に一人で行くような出張であれば人の目もないのであらん限りを尽くして取りにいきます。ルールを破らず、最大のリターンを得ることが鉄則です。

 

②残業代を最大限もらう

働き方改革が推し進められている昨今ではもう難しいと思いますが、可能であれば。

日本には36協定というものが存在し、労働基準監督署が目を光らせているため過剰労働・サービス残業ができなくなるようになってきています。非常に喜ばしいことですが、実際には必要に応じて残業せざるを得ない状況は発生します。

そこで大事なのは法律を理解し、社内ルールを理解して自分の残業代を最大化することです。あまり詳しく書くと問題が起こりそうですが、学生の頃のバイトの話と大きく変わらないのでバイト代を例にとって記載します。重要なのは同じ時間残業しても、もらえる残業代に差が出るということ。

例を挙げると、

Case 1:毎日3時間残業(計15時間 / 週:3時間 x 5日間の計算)

Case 2:週2日だけ7.5時間残業(計15時間 / 週:7.5時間 x 2日間の計算)

どちらも1週間で15時間の残業だが、おそらくルール上はCase 2のほうが残業代が高くなるでしょう。物理的にこういう事態が発生するかどうかは別として。

なぜかといえば、長時間労働や深夜労働については割増時間が発生するからです。学生時代に経験があるひとも少なくないと思います。いいか悪いか、会社ルールがどうかにも大きく依存してしまいますが、こういった細かいことも積み重ねると違ってきます。最近はIDカードによる自動勤怠が主流なのでどうこうできない場合のほうが多いとは思いますが、一応知っておくことをお勧めします。

 

③居住地の設定と通勤方法

これも①に関連するところではありますが、居住地設定と通勤方法についてはうまく決めていくことが大事です。多くの会社員は新卒で入社した際にはあまり自由度がありませんが、少し経てば有効活用できるようになります。というのも入社したては①実家からの通勤、②会社の借上げ社宅・寮といった制限を受けますが、いずれ自分で住居を決めることができます。一方で会社は通勤費を出してはくれますが、よほど特別ではない限り、この駅ならどういうルートでいくら、バスの利用は距離に応じた許可制等々が存在します。

つまり、このルールを知ったあとに住居を決定できるのであれば利用しない手はありません。例えば支給がバス+電車代だが、バスだけで通勤できるルートがある住居を選択したり、自転車だけで通勤できるような住居を選択したり、行き帰りを運動の場と割り切って徒歩で通勤したりということを選択することも手です。

もちろんすべて自己責任です。実費精算であれば不可能だし、そもそも時間xお金の観点から無駄と判断するのであれば考慮に値しません。ただ、私の経験上は必ずと言っていいほど黄金ルートが存在します。

注記:ただし、通勤費がでるからといってわざわざオフィスから遠く離れた安い家に住むのは個人的にはNGです。これは昭和の遺物である理解することが大事です。もちろんRemote workが基本になっている企業や今後そうなっていくことが予想されている企業に関してはその限りではありませんが、遠距離通学経験者の身としてはあれができるのは若いうちだけで、会社で真面目に働いてさえいれば将来約束されるような時代じゃない以上、通勤に時間を取られるということは安い家を買っても、その分時間を浪費、つまりはお金を浪費していることになります。移動時間によって確実に奪われるのは、睡眠時間と運動時間です。

 

【C.その他】

■会社の物理的なスペースを活用する

デスクワークが基本の会社員の多くは自分のデスクが決められ、共有ロッカーが与えられます。ここを有効活用していくことを考えましょう。私が実際に実施しているのは、

・業務に関わる自己研鑽絡みの資料や書籍は会社に保存する。資格に関わるものも同様。家の無駄なスペースを省くことができ、必要なときだけ持ち帰れば良い。

・業務には直接関わらないが、過去の名著であったり、流行りの書籍を会社に保存し、周りに貸し出す。これは意外と友好的に捉えてもらえることが多いです。自分がはじめるとそれに乗っかってくる人もいるので、ただで書籍を貸してもらえたりします。

・靴やジャケットを保管する。袖机に革靴を保管したり、共有ロッカーにジャケットを保管しましょう。これも家の無駄なスペースを削減できます。会社は意外と無駄なスペースが多かったりします。古い社屋だとそうでもないですが、ある程度新しいオフィスであれば意外とデッドスペースは存在しています。

 

カンダ

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