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【本人】貯金が趣味で一日一食なんてやめておけ【次第】

情報収集やエンターテインメントにはかかせないものになりつつYoutubeですが、職業ミニマリストみたいな人や趣味が貯金で一日一食で過ごすみたいな動画が多数アップロードされていることに驚きを隠せないカンダです。

正直なところ価値観は本人次第なのでとやかくいうのはどうかなと思っていたんですが、少し違った視点で記事にしてみたいと思います。


“程度問題”・“物事のグラデーション”を理解・実現できない人たち

カンダはこんな風に感じています。個人的には相容れないので確実に距離を置きます。

これは日々生活していても思うし、仕事をしていても思います。

動画で紹介されていた実例

そんなわけでカンダも興味本位で色々な動画を見ていて記憶しているものが、

①まったく同じ服を複数枚所持して、基本的に同じ服装を365日身に着け続ける

②一方で生活ができるぎりぎりの物は所持し、それらは高品質なもの揃える

③食事は1日1食とサプリやプロテインで済ましている

④固定費を抑えるために古くて駅から遠いアパートに住む

⑤無意味な広い交友関係はもたない

などなどです。確かにいくつかは納得できるものもあります。

例えばカンダも過去記事で記載している通り、消耗品は“標準化”して同じものを同じところで買ったりしますし、不要な交友関係は断ち切って結婚式の2次会なんかはまずいきません。でもさすがにここまではありえませんし、どれもやりすぎというのが感想です。

あと“貯金が趣味”って貯めた貯金で何をするのか不明確なところが理解しかねます。

アーリーリタイア・セミリタイアして元気な体のうちに何かをするというために支出を最小限に抑え、可能な限りを投資に回している方々のようなものは理解できますが、ただ貯金が趣味って目的と手段が入れ替わっているようにも感じます

物事にはグラデーションがあって、“程度問題”を意識したい。

友人関係は続けようと思わなければそれなりに切り離すことが出来ますが、仕事となるとそういうわけにはいきません。

例を挙げれば、

・なんでも白黒はっきりつけたがる、白黒つけないと気が済まない。

・どんな話題でもすぐにマウントを取りにくる。

・(本人の中で)完璧に仕上がるまで途中経過・報告をしてこない。

・仕事と私どっちが大切なの!

という人たちがいますが、これと少し似てるのかなと考えます。異なるのは他人に押し付けてくるわけではないということですが。

ちなみにわたくしカンダはこの物事のグラデーションは意識し、日々の生活でも重要視しています。肉を切らせて骨を断つではないですが、なんでも突っ張って押し問答を繰り返すようなタイプの人とつるんだり・仕事をしていると単純に疲れますし、非建設的にしか感じないからです。

ここまでは自力でやるからそこから先はお願い、とか、この部分は任せるからそれ以外はやるよ、とか、こっちをどうにかしておくから、そっちはそっちで完了してくれ、探し方だけ教えてくれればそっちの部分までこっちで見ておくよ、といったことが出来ないと物事は終わっていきません。

要はこの仕事の責任はそっちにあるから答えだけください、というスタンスは必ずしも有効ではないのです。

余計なお世話ですが、若さで解決できているうちにやめておけ、と言いたい

さて題記に戻ると、“過度なミニマリスト”や“貯金が趣味”といった方々に思う至極余計なことは、若さで解決しているうちに卒業したほうがいいよ、ということだけです。

最近だと芸能人・企業の社長でも引退されたりミニマリスト的な方々がいらっしゃいますが、これらはもはやすべてをやり切った結果・なにしてでも生きていける人たちで、半分“あが”りの状態です。

まだまだ人生これからの人たちが、1日1食だったり、貯金を趣味にしたりするようなことは若いうちのひとつの満足感として完了させて、将来見据えて徐々に変えていくことをお勧めしたいです

若いうちに貯める力を養うのは重要だが、時間は有限で体は老いていくもの。楽しいことへの感性は鈍化していくもの。

残念なことに人間の体は確実に老いていきますし、箸が転がるだけで面白い年頃は過ぎていきます。今日この日が自分史上一番若い日であり、死までの時間は確実に迫っていきます。

確かにお金を貯める力の重要性は30歳を過ぎたカンダ自身も身に染みて理解しており、若いうちに身に付けるべきものだと思います。

それでも1回しかない人生を、一日0円で過ごしました!、なんていうのをドヤ顔で発信するのはいかがなものかと感じます。

ちなみになぜか上記のような生活をしている人たちに共通しているのは、一様に筋トレはしています風なことを言っていますが、生活習慣病の原因のほとんどは運動食事です。また、肉体だけでなく精神も徐々に良くも悪くも鈍化してくものです。

これは経験したからこそ言えますが、カンダ自身も20代の頃は少ない食事量で徹夜に近いレベルで仕事にあたったり、そのあとさらに飲みに行って遊び倒したりしました。それはそれでよかったのですが、20代後半になってからは食べ過ぎないようにするのと同じくらい“食べなさすぎない”ことも気をつけています。

 

食事はエネルギーの源であり、人間の3大欲求の一つとされているくらい重要なファクターです。ここを制限すると如実に見た目や健康診断の結果として出てきます。

職業柄致し方なく偏った食事を年単位で過ごしているせいか、ここから年を取ったときに確実に後悔すると悟ったからです。

同時に、なんで若いころはあんことで楽しかったんだろうとか、思ったりしますよね。某ミュージシャンがテレビ番組で暴露していましたが、大人になるにつれて音楽(歌詞)への関心が薄れやすいのは、現実と比較すると楽曲が薄っぺらく感じるから、と言ったのはとても納得した覚えがあります。

もちろんお金を使え!浪費しろ!というバブル世代のようなことを言うつもりなんて毛頭なく、使うときを定めてそのときはしっかり使おう!ということです。お金は使ってこそ意味をもつものですからね。

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お金を使わないとできないこともある。貯めることができるなら次は使い方。

これは繰り返しになりますが、まずは投資です。

節約 ⇒ 貯金 ⇒ 投資

というのが現代社会の必須ルートであることは間違いないですが、貯金をするだけでは相対的に日本円の価値は下がっていき、損する可能性が高いからです。

また貯金自体が目的になってしまうと必要な時に使うことが出来なくなってしまいます。(実は私自身も安物買いの銭失いの経験は少なくありません。また、お金を使おうとして無理して使って後悔したことも多々あります)

そのためまず貯めることができたなら次のフェーズ、つまりは貯金を有効活用する段階に来たと思い、自己投資・現物投資に回していくのが最適解です。20代のうちにこのルートにのってしまえば、投資がさらなる収入を生んでくれ、不要な我慢からも解放されていきます。

必要なものをケチってあとで振り返るとトータルで損をしていたなんてことはよくあります。

次に自分の人生において必須となる趣味や没頭できることへの投資です。

カンダの場合は旅行やスポーツですが、ここへの支出は働くことや貯蓄・投資への活力となります。

若いうち過度な節約や節制は一歩間違えれば、こういった自分の人生を豊かにする出費への抑止力になってしまい、お金はあるけど使えない残念な人になってしまいます。

何度も記載しますが、お金は使ってこそ意味があるのです。そして豊かな人生を送っている人は必ず自分が持っているすべてのお金に意味を持たせているのです。

死ぬときに一番お金持ちになっても意味はなく、お金に困らない生活をしながらも人生を豊かに送りたいものです。

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まとめ

□ミニマムな生活や貯金が趣味のような満足は若いうちにひと段落させること

□運動だけでなく、食事の質も健康への道

□そして自分がお金を使う先を決めて、人生を豊かに過ごせるようにすること

□20代のうちに投資や事業による収入拡大を目指すこと


余談

【海外駐在の健康管理の難しさ】

今後記事にしていくつもりですが海外駐在中の健康管理は結構難しいです。欧州のように電車が発達している国であればそうでもないんですが、それ以外の国だと気を付けないとすぐに運動不足になり、肥満になります。例えば東南アジアに駐在したらドライバー付きの車移動だったり、米国に駐在したら自分の車が必須です。

日本のように食材も外食も豊富かつ低価格な国などほかになく、食事をするのも一苦労です。すでに数か国の異なる地域で駐在した身としてはとにかく日本の食材のレベルの高さに対する値段の安さは群を抜いています。

某先進国に駐在していたときは食材は豊富だが、いいものはべらぼうに高いですし、某途上国に滞在していたときは値段は安いがうまくないし、健康的に大丈夫が不安になるほどオイリーだったり、某化学調味料満載の味だったものです。

そうなると現地で買える日本食なんかに頼るわけですが、外食だと高いし、レトルトは結構すぐに飽きてしまうのです。またおもしろいようにレトルト頼りの生活をすると駐在後の健康診断で若くしても数値が悪くなるのです。

私はこういった経験から、食べ過ぎないことと同じくらいに食べなさ過ぎないことにも注意しています。


参考になれば幸いです。皆様が小金持ちになることを祈って。

カンダ

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