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【理系学生】就職するなら若くして海外駐在のチャンスと可能性があるかどうかは必ず確認すべき理由【就活生】

私は投資歴が約2年、コロナショックも直撃した30代の建設系のエンジニアで、すでに複数回の海外駐在を経て30歳前に資産1000万円に到達し、その後の長期駐在を経て資産を形成しました。

いまは約3500万円の金融資産を所持し、2500万円強を運用している個人長期投資家です。


すでに海外駐在を何度も経験したカンダです。今回は就活する際には若くして海外駐在のチャンスがあるかどうかは必ず確認すべき理由について記事にしていきます。

重要なのは若くして(できれば20代後半までに)、というところです。この件について掘り下げていきますのでいま就職活動をしている学生の皆様の参考になれば幸いです。

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“若くして海外駐在のチャンスがある”のと、“海外駐在のチャンスがある”のではまったく違う

まずはこのTopicについてカンダの場合とその他の企業についても比較しながら記載していきます。

なお、本記事は基本的には理系・エンジニア向けなので所謂文系総合職のことは考慮していません。

意外とエンジニアが海外駐在をできる機会がある企業はあるが、その可能性が高い企業は多くない

カンダは就職活動をしていたころに重要視していたのは、“若くして海外で働く機会があるかどうか”でした。さらに重要なのが、その可能性が高いかどうかという点です。

工学系の大学院を修了してからの就職でしたので、研究室の同期はメーカーやインフラ、ITと多様な業種に就職しており、会う機会があったら情報交換が行われます。

また海外駐在をすると、よほどのド田舎でない限りその地域の日本人コミュニティが存在します。

そこでおおよそどんな企業のどのくらいの年代の人が駐在をしているかわかるのです。

いかにざっくりとですが、業界別に海外駐在の機会と可能性について記載していきます。

ケース1:メーカーの場合

メーカーの場合、多くは海外工場の責任者やシニアエンジニアとして駐在することが多いようです。また海外子会社でのオフィス勤務も少なからずあるようです。

そういった場合、現地で働く日本人は多くは必要とせず、ある程度のキャリアがある40代と優秀な若手が1~2名というレベルでしか駐在がありません。

つまりメーカーの場合、“チャンスはあってもそのチャンスを掴めるかどうか”が重要になり、タイミング・運次第、そして能力次第になってきます。

また、一回の駐在が長くなりやすいのも特徴です。

当然責任者になっているわけですから、一時期の日本の総理大臣のようにとっかえひっかえされると現地雇用の人間が混乱してしまうためです。

それを避けるためにも一回の駐在期間は長くなり、裏を返せば、その期間に同様のキャリアを持つ人たちはこの機会を得られないということになります。

ただメーカーの場合、そもそもそこまで多くの人間が海外に行きたい・働きたいと思って入社してくるわけではないので機会を掴めるチャンスがあると言えばあるのかもしれません。

カンダの周りを見ても確かにどちらかといえば安定(要は生活に変化が少ない)を望む人たちがメーカーに多く就職していたイメージです。

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ケース2:インフラ・IT系の場合

インフラ・IT系の場合は、駐在先は工場ではなく海外支社やパートナー会社です。

どちらかといえばある決まった期間の駐在や短期間出張でいくイメージです。

自然とチャンスが降ってくるよりも自ら強く望んでいくものが多く、企業の大小によって違いはあると思いますが、大きな企業だと能力の高い人たちとの取り合いになるので、こちらも運と能力どちらも必要になっていきます。

これも企業によりますが、そもそも海外で働くことを望まない人が一定数いるのも事実です。

理系でインフラ系やIT系に行くタイプは周りを見てもそこまでそういうキャリアに対してガツガツしているタイプではなく、きっちり安定感のある人が多いため、自ら開拓してどうにかしていきたいと思う人は少ないように思います。

ケース3:建設系の場合

カンダが最終的に選んだのはこの業界です。

建設系の場合、現地支社というよりも建設現場での現場オフィス勤務が多くなります。

こうなった場合、ある期間において同時並行的に建設現場が生じた場合は若くても人手が欲しい状況が多く発生するため、どんなに若くてもチャンスがもらえます

またメーカーと比較しても一回の駐在期間は短くなる(工期が決まっているため)ため、3年や4年といった長期間の駐在は稀です。もちろん全体責任者ということになってしまうとそうもいきませんが、総じて短い期間になっていきます。

つまりは他の業種よりも運や能力に依存する度合いが低く、かつ、若くして海外で働けるチャンスが最も多いとカンダは判断し、入社を決めています。

若くして海外駐在をする壮大なメリット

続いて海外駐在を若くして経験するメリットをいかに列挙します。

・まず英語が堪能になる(対面の会議は楽勝、慣れればWeb会議も別のことをしながら参加できるレベルになる)

・海外駐在経験というキャリアを得られるため、市場価値が上がる

・異文化や海外生活への適応能力が磨ける

・手当による収入と支出の強制抑制により、若くして一(ひと)財産築ける可能性がある

といった具合です。

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特に小金持ちになることを考えれば、“若くして一(ひと)財産を築ける”ということに最大のメリットがあります。またその業界が不調に陥っても職に困ることはなくなります。

というのもこれも再三記載していますが、30歳で得た1000万円と45歳で得た1000万円の価値は雲泥の差があるのです。

30歳の1000万円を45歳までに手を付けずにインデックス投資で3%の利回りで運用すれば、約1.5倍の1500万円に増やせる可能性が非常に高いのです。

[参考:1000万円を毎月の積立なしで15年間想定利回り3%で投資した場合の結果]

 

このようにして若くして海外駐在の機会があり、かつ、その可能性が高い企業に入社することのメリットは大きいのです。

若くして海外駐在をするデメリットとは

はっきり言ってしまえば、日本の生活が送れないというのは最大のデメリットです。

行きたいところにはいけない、食べたいものは食べれない、日本語が通じないという不自由な生活を送ることになるのは間違いないので、合わない人はとことん合わないというのがカンダの見解です。

でもそれも一つの結果として受け入れればいいと思っています。

入社する前は海外で働くことを望んだとしても、どうしても合わないのであれば止めればいいだけです。

それも一つの結論として、海外案件は向かないことがわかった、というのも重要です。

向かない業務に縛られ、ストレスを溜めても人生にとっていいことはないもないのですから。

これは本当に大事なので繰り返し記載しますが、ある程度キャリアを重ねて、年を取ってから満を持して海外駐在して合わなかったとき、精神的にまいってしまいます。

私も少なからずそういった人を見てきました。

キャリアを重ねてから駐在するとなると、それなりの立場と責任を負う必要がありますが、いままでまともにそういう生活をしたことがなかった場合、私生活にも影響がでます。

【追記】若くして海外駐在をするデメリットをメリットに転換する思考法

上述のように海外駐在によるデメリットをメリットに転換する思考として、これをある種の人間関係の断捨離の機会とポジティブに捉えることもできます。

カンダも昔から付き合いのあるコミュニティを2つほどこれを機会に断捨離した経験があります。

特に学生時代や幼少期に仲が良かった人たちには、当時はみなそれぞれ似通った状態(似たような場所に住み、似たような経済状態)であるからこそストレスフリーかつ快適な人付き合いが可能であったものが、20歳を過ぎ、数年間の社会人生活を送ると共に大きな隔たりが生まれるのです。

家族構成(子供がいる、夫婦だけ、独身)の違いにはじまり、収入面や自由に使える時間とお金の差に大きく違いが生まれるのです。

これが原因で友人関係は上手くいかなくなっていきます。

少し古い話ですが、かつてアメトーークで眞鍋かをりさんが、この歳になってくると、スケジュールと予算と価値観の合う友達ってほとんどいなくないですかと発言していた通り、30歳に近づき・超えるにつれて、どんどん昔のコミュニティとは話がかみ合わなくなっていくのです。

ここ最近、結構感じるのは外で飲み会するのも難しいなぁと感じます。

自分が学生だった10年以上前よりも、明らかに値段が上がっている反面、各自の使える金額が制限されるようになっています。

また、ある程度の年になるとせっかく外で楽しむのだから、少なくとも1件目はそれなりにいい店で飲みたいと思う人と、学生時代とまったく同じ店で全然問題ない人に分かれます。

これはもう価値観の違いなので良い悪いありませんが、とても難しいですね。

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まとめ

・海外で働く機会だけでなく、その可能性の高さについて見極める必要がある

・海外駐在のメリットは若くして一(ひと)財産築くことができる

・その築いた財産を投資に回せば、小金持ちへの道が開ける

・もし不幸にも海外駐在が合わなければ潔く離れる。チャレンジして向かないことが分かったことも大きな利益。

・デメリットをメリットに転換する思考も重要。

余談

【海外駐在での機会損失】

ここからは人によってはデメリットになりうる機会損失の話です。

どうしても海外で働く以上、日本での交友関係は希薄になりがちです。特に30歳になったあたりから、結婚・出産ラッシュに加えて、仕事もいままでのように下働きから部下を抱えての仕事も増え、いままでの交友関係を継続するのは徐々に難しくなっていくのは仕方がありません。

また、投資や副業といった面でも機会損失は生じます。

労働による所得は拡大する海外駐在ですが、それ以外に時間が割けない・手が出せない状態になるので、いかにして海外駐在前にこういった投資や副業の仕組みを構築しておくかが重要になっていきます。

カンダの場合は、これが出来ていなかった後悔はありますが、投資については休みの日に徹底的に調べ、駐在後のプランを練りに練っておきました。

そして駐在が完了して帰国してすぐに動きだすことが出来たのです。

一方で、海外生活と日本への帰国をうまく活用し、副収入を得ている人も存在します。代表的なものは所謂個人輸入・せどりです。


参考になれば幸いです。皆様が小金持ちになることを祈って。

カンダ

【投資はあくまで自己責任で】

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