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【知らないとやばい】消費と浪費と投資の違いを知らないと危険な理由【社会人必読】

こんにちは、カンダです。今回は両学長‎(@freelife_blog)が説く、消費と浪費と投資について建設系エンジニアなりに分析・解説し、無駄な支出を抑えるためにはどうすればいいかを記事にしています。

この記事では具体的な例を挙げて区分けし、結論づけてみようと思います。これを知らないと気づいたらお金がなくなってる病にかかってしまう、もしくは、特別なことなんてしてないのにいつもお金がない病にかかってしまうからです。

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支出の区分け ~消費・浪費・投資~

ここでは支出の区分けについてまず記載します。そして第2節にて消費と浪費についてさらに具体的にBreakdownして分析・解説します。

消費:生きていくうえでなくてはならないもの・こと

消費とは言わば生活するのに必要な最低限の支出です。つまりは生きていくの必要なものやことに払うお金になります。例えば、

・食費(*)

・住居費

・光熱費

・通信費

・被服費(*)

・交通費(*)

・その他雑費(冠婚葬祭にかかる費用含む)

ここらへんになります。

ただし(*)はすべてが該当するわけではありません。あくまで生きていくのに必要な部分だけです。

浪費:人生を豊かにしてくれる・満足感が得らえるもの・こと

浪費とはただ生きていくためには不要だが人生を豊かにする・満足感を得るには必要な支出です。つまりは遊興費です。

・趣味にかかるお金

・飲みにいくお金

・旅行にいくお金

・その他の贅沢費

ここらへんになります。重要なのはこの贅沢というところ。詳細を第2節で記載します。

投資:人生の自由度を高めることを助けてくれるもの・こと

投資とは自己投資・株式投資等により所得を増やすのに必要な支出と定義します。

・自己投資(書籍、セミナー、スクール)にかかる費用

・いわゆる投資(株式投資・不動産投資など)

ここらへんになります。つまりはその支出をもってTotalではプラスになるものを言います。



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消費と浪費の境界線と具体例 ~ちゃんと区別してますか?~

続いて一般的な会社員であるカンダが意識している消費と浪費の区別について記載していきます。

というのもはっきりとした遊興費であれば誰もが意識できるが、消費の中に浪費が潜んでいる【←重要!】のです。

消費と浪費の違いをはっきりさせないとよくいる気づいたらお金がない・特別なことはしないはずなのにお金がない人たちになります。具体例を挙げて解説していきます。

◆住居費:家賃

住居費、つまり家賃についてどう捉えるかが重要になる。例えば首都圏で一人暮らしをなるべくストレスなく暮すのであれば7万円程度必要になるでしょう。

つまり、それ大きく上回る住居に住んでいるのであればそれは消費ではなく、【浪費】となる。相場が7万円で実際には9万円の住居に住んでいるのであれば毎月2万円の浪費をしていることになるということ。

【注記:家賃と住宅ローンは比較できない】

4人家族でファミリータイプの賃貸物件の家賃相場が14万円、一方で住宅ローンを組んで不動産を購入した場合のローン支払いが10万円だとした場合、4万円節約になっている!と誤解するひとがいるので注意がいります。

なぜなら不動産を購入した場合、賃貸物件とは大きくことなる固定資産税、保険、家屋維持費等々がのししかっていくためです。(もちろん売る側も考えますからそれらを合計した金額を提示してもきます。)

そのためいずれにせよ賃貸の家賃と住宅ローン費用を比べることは実質不可能で複合的に合計した支出を比べる必要があります。

そもそも住宅ローンを抱えて住居を購入するというのは不動産投資であるということを理解しておかなければなりません。【投資結果=売却価格-(住居費にいくらかかったかは購入した金額+維持にかかった金額)】で計算されます。

ここらへんは育ってきた環境によって大きく異なると思いますが、持ち家はとにかくお金がかかります。そしてそれを育ってきた環境下において認識していたか否かで持ち家と賃貸に対する根本的な考えに違いがでるのです。

詳細は本記事は書きませんが、私カンダは結構ここらへんは親からシビアに聞いていたこともあって、慎重派です。20年強実家に住んでいたこともあり、戸建て家屋の修繕費や光熱費等がどれだけかかるかよく理解しています。

◆食費

食費は人それぞれ性別でも変わってしますが、ざっと定義すると、

・Case-1:朝食は自宅でトーストorご飯と納豆、昼食はワンコイン弁当、夜は総菜を買って自宅で食べるかコンビニで済ませる、もしくは定食屋でご飯だけで済ませ、すべて含めて800円以内に収めている。

・Case-2:朝食からスタバのコーヒーとコンビニでおにぎりを購入、昼休みに外でランチを食べ出て、夜は100%外食しながらお酒を飲む

↑2つのCaseを見ると、Case-1が一般的な消費であり、Case-2からCase-1の引き算が浪費の額になると私は考えます。

つまりCase-1が合計1500円でCase-2が3000円とすると、毎日1500円浪費していることになるわけです。これを月に直すと1500 x 30 = 45,000円になり、年に直すと なんと45,000 x 12 = 540,000円にもなるのです。

もちろんこれは超ざっくりとした仮定の計算ですが、大きくはずれていないと自負しています。

もし大学を卒業して社会人になって30歳までの約8年間この生活を繰り返した場合、少なく見積もっても両者には300万円前後の違いが生まれます。

これを大きいとみるか小さいとみるかは人次第ですが、カンダは大きいと思います。

さらに言うと、毎日はせず時々Case-2になるよっていう人も、それが週1日なのか、週3日なのかで大きく違ってきます。

【追記:嗜好品の値段は明らかに高くなっている】

ここに一つ嗜好品について記載したいと思います。私カンダが大学生だった2000年代半ばから現在の2020年になるまで、タバコは約2倍の値段になっています。一方でアイスなんかは1.5倍程度になっているのです。

つまりは普通に生活するだけでもかかるお金はあがっているのです。



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◆贅沢費

ここが重要です。家賃や食費でも消費と浪費に境界線を記載しましたが、今度はよくある贅沢費について記載します。

ここで財布の紐を絞められない人たちが貧乏になっていくのです。

【①消費に潜む浪費の場合】

不必要に高価なスーツやシャツ、カバンや靴を揃える

⇒これらは仕事上必要だが、高いもので揃える必要はない。

・夏に合わせて半袖のワイシャツやポロシャツを揃える

⇒これらは一見必要そうだが、毎年買い替える必要がでる可能性が高い。

・調べもせずに相場より高価な・オーバースペックのPCや家電を購入する

⇒ネットや動画視聴しかしないのに高スペックのPCを勧められて買ったり、不必要に大きい・無駄な機能がついたテレビや冷蔵庫を買ったりする

・手間をかけずに正規料金で旅行をする

⇒いまやネットで簡単に格安航空券や格安ホテルが手配できるのにも関わらず、手間をかけずにお金をかける。

【②浪費と浪費の連鎖】

イベント事には興味があまりなくとも誘われればとりあえず出席する

⇒出席することで浪費になるが、ありがちなのはそのイベントのために道具を揃えてはみたものの一回しか使わなかったりするもの。例えば、テニスやゴルフ、登山道具、スノボなどなど。

・飲み会に出て面倒だからと終電まで時間があるのにタクシーで帰宅する

⇒これも飲み会までは浪費と意識しているが、一度浪費してしまうとそれに重ねて浪費してしまう。(もちろん場合によります。時間と体力に相談するのが大事。)

・結婚式の2次会や3次会にすべて出席する、また、そのたび小物を買い替える

⇒結婚式は付き合いもあるので消費とも言えますが、2次会・3次会は完全に浪費です。いままで20回以上結婚式関連に出席してきましたが、カンダは2次会まで出席するかは相手によって決めています。3次会以降はキリがなくなっていくので適当に理由をつけて断っています。

どれもはじめの浪費は意識しますが、一度浪費をするとそれに重なるように浪費が連鎖していきます。ここに折り合いをつけられるか、つけられないかで差が生まれるのです。

本節のポイントは“消費に潜む浪費”“浪費と浪費の連鎖”ということです。



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浪費を防ぐためには ~他人に流されないポイント~

上記のことを現実世界で話すと、なんかケチくさいなぁ、とか、大した違いなんてでないのにそんなに細かく考えて疲れない?、とか、お祝い事・今しかできないのにもったいない!とか言われそうですね。というか言われます。

カンダは飲みの席でこういった話をしたことがありますが、面と向かって言われたりしました。

特に20代後半になるくらいのときにこの価値観がカンダの中ではっきりと固まったので、試しに話をしてみたところ、そのとき同世代の周りからおおむねこんな感じの反応でした。

でも30代前半になり30代半ばが見えてきたいま、反応は大きく様変わりしてきています。

そういうナチュラル浪費癖がある(あった)人たちはこぞって、

“あのときは楽しかったけど、今は家計が大変”

“あのときは楽しい気がしていたけど、正直いかなくても・やらなくてもよかったかなと思う”

“結局スノボも1度行ったきりで、引っ越しのときにすべて処分することになった”

“後悔はしてないけど独身のときの貯蓄があまりなくて結婚した今は自由がないし、今後もないかな”

“この働き方改革で残業代や駐在の可能性が減ると今後の生活に支障がでそう”

“言いたくないけど、俺もそうしておけばよかったかもとふと思う。。。”

“今の若手を見ていてカンダの考えや行動に似たやつを見ると、正しいようにも感じる。。。”

とこぼしています。もっというと、

いまは子供が小さいからいいけど、今後どうしたらいいと思う?”

“自分のお小遣いの範囲でできるおすすめの投資ない?”

なんて逆に相談されたりします。

こういった浪費を防ぐためのただひとつの方法は、自分は何に浪費したいかを突き詰め、徹底することです。

カンダの場合は、会社まで30分圏内の快適な物件に住むこと・週に1回は満足度の高い外食をすること・長期休暇での海外旅行が捻出できることです。

ここへの支出は意識してお金をかけています。

それでもその浪費に浪費が重ならないようにはしています。

例えば、旅行するにしても時間とお金の両睨みで航空券を手配しますし、現地のホテルも利便性と価格の両睨み決めていきます。ここの加減が大切で、安く抑えるために何度も乗り継いで時間がかかる航空券をとってしまっては時間を失います。ホテルも同様で利便性が低いと現地で結局タクシーを使わざるを得ず、Totalでマイナスになってしまうからです。

また、会社までの快適な物件であっても無駄に豪華な家具や家電は揃えたりせず、出来る限り不必要な出費は抑えます。ネットや安価な家具屋をフル活用し、満足感を得つつ、浪費に浪費を重ねないようにしているのです。



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まとめ

・支出の区分けを理解し、【消費に潜む浪費】と【浪費と浪費の連鎖】を断ち切ることで無駄な支出を抑える。

・働き方改革・在宅勤務が促進されることを意識しながらお金の使い道を決定する。

余談

【配偶者がナチュラル浪費体質だったらどうする?】

配偶者が浪費体質な人たちは結婚すると苦しむ傾向が強いです。

典型的なのが結婚するまで実家暮らしでお給料は全部お小遣い、結婚後は子育て中心で、少し大きくなったらパートだけという昭和のテンプレートのような世帯はかなり大変です。

こういう金銭的な価値観は急に変えられるものでもないですが、粘り強く数字とにらめっこして結論づけるまで話し合うしかないのでしょう。独身のカンダにはわかりませんが。

実例として私の周りにもこんな感じの人はいます。

我が社は別記事でも書いた通り、比較的給与水準が高い業界にいますが、昔のようにただ会社に尽くしてさえいれば十分な生活ができるほどではありません。仕事の評価もシビアですし、そもそも評価が得やすい仕事は評価が高いものにしか結局振られることはないのです。

共働き世帯も当然いますし、比較的自由な生活をしている上司はDINKsだったりします。そういった事実を知らずに若くしてローンを組んでマイホームを買っている人たちは10年後どうなっているのか想像できないのがいまの日本です。

【そもそも自分の親世代の生活を現代で実現するのはそんなに簡単じゃないと認識し、行動する】

私自身結構な長時間労働や駐在をすることで同世代よりも高めの水準の給与を手にしてきています。

それでも前向きな支出の最適化には注力してきたつもりです。というのも、もともとあまりお酒は飲めませんし、食べるほうでもないので食費や酒代は増えませんし、体も大きくなく、不必要な豪華な服装を普段からすることは避けてきました。

例を挙げればきりがないですが、自販機でお茶やコーヒーを買うくらいなら自分で作りますし、その程度の時間だったら仕事中の気晴らしにもなります。

また自分の体形にあった決まったところのシリーズを購入し続けます。

投資についてはすでに複数記事にしている通りです。


参考になれば幸いです。

カンダ

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