長期休暇は思い切り羽を伸ばすことを心掛け・実践しているカンダです。長期休暇は普段できない遠方の海外旅行やこういったブログの立ち上げや不動産関連の検討といったまとまった時間を投入しないとそもそもできないことやまったく新しいことに充てています。今回はこの長期休暇の有効活用について記事にしていきます。
[まずは以下の記事をご一読ください]1.長期休暇は思い切り羽を伸ばす
とにかく長期休暇は原則思い切り羽を伸ばして、仕事を忘れ遊ぶことを心掛け・実践しています。その分は前記事で書いた通り、カンダは普段の土日や祝日、平日に取る有給休暇は自己研鑽に充てています。
1.1 長期休暇にどう羽を伸ばすか?
カンダは繰り返し記載している通り、海外旅行が趣味の一つのなので海外旅行をしています。欧州を中心に約30ヵ国を旅行してきました。複数人で調整して行くこともありますが、一人で行くのも好きです。なぜ海外旅行が好きかというと、そもそも職業にしている通り、建築物が好きだからです。さらにその土地土地の景色を見ることや文化に触れることが好きなので国外で仕事をすることが出来る我が社はうってつけでした。
もう一つ海外旅行の大きな利点は強制的に日本を忘れることができるのと、物理的に出社できなくなるということです。こうなってしまえばもう思い切り楽しむだけなので、存分にリフレッシュできます。
海外旅行が趣味でないのであれば、自分の好きなことや家族全員が思い切りリフレッシュできることに充てればいいと思っています。ベタですが帰省して昔の友達にあってみたり、家族でスキーやスノーボードに楽しんでみたり、登山×温泉の合わせ技でリフレッシュしてみたりするのがいいのではないでしょうか。
1.2 あえて長期休暇に自己研鑽・自己投資に注力する
これは好き嫌いがあり、カンダはあまりやりませんが、あえて通常の祝日や有給で趣味に走り、長期休暇で自己研鑽・自己投資に注力するというのも一手です。例えば資格取得のための追い込みなんかが向いています。一方でそれ以外だと個人的にはあまりおすすめしません。
なぜかというと、こういった自己研鑽や自己投資というのは継続してやり続けることが重要だったりするため、年に1回か2回しか取れない長期休暇だけ注力してもリターンが期待できないからです。ただし、上記した通り、ある特定の一分野だけに注力する年がたまにあってもいいとは思います。
1.3 おすすめしない長期休暇の使い方
個人的におすすめしない長期休暇の使い方はただ家でダラダラする、飛び石でいつでも会えるような友達にあって飲みに行くといった、まとまった休みがなくてもできるようなことです。ここらへんは満足度が低く、さして休んだ気もしないいのでやめたほうがいいです。カンダ自身も業務調整がまだまだできなかった本当に若手のうちはこんな感じになってしまいました。
その他にも何かしなきゃと直前に思い立って近場のいつでも行けるような場所に出向いて時間とお金を浪費したりするのもあまりお勧めできません。振り返ったときにあれはいつでも出来たなぁとか感じてしまうと、虚しさが増幅してしまいます。
2.思い切り羽を伸ばすための業務調整が超重要
続いてこういった長期休暇を実現するための業務調整方法について記載していきます。金融業のようにそもそもGWやお盆しか長期休暇がそもそも取れない方々は不要かもしれませんが、そうでない場合は重要です。
2.1 自分の長期休暇の使い方・使う時期を周知させる
カンダはもともとさほど海外旅行好きではなかったのですが、海外駐在とそこで得た特別休暇を利用して行った海外旅行で、その楽しさに目覚めました。またスマホとレンタルWi-Fi(もしくは現地SIM)の普及で、さほど準備に手間をかけなくとも十二分に楽しめるような時代になったことが大きいです。
話はそれましたが、自分はこういう風に長期休暇を利用・楽しんでいます!と恥ずかしげもなく周知させるのが重要です。もっと言えば、このために働いています!ぐらい言ってもいいかもしれません。そこまで宣言してしまえば周りも止めようがなくなっていくのがはっきりわかります。
もう一つはかなり前から宣言し、節々にその状態をアピールするというのも重要です。大抵の企業は中長期的な進捗会議があったりすると思いますが、そういうときに「そこ休暇なんですよねぇ。代理立てないと」とかを本当に言ったりします。はっきり言って主張なき者は淘汰されると心得たほうがいいです。自分が中間管理職に近づくにしたがって、むしろそういうタイプのほうが計算しやすくてカンダは好意的です。
2.2 調整は必ずしも業務だけではなく、感情面の調整も必要だ
中には権利だけ主張して義務(業務)果たさない輩がいますが、言語道断です。上司の評価の良し悪しと休暇の所得可否は影響しないと信じていますが、直近の業務に対して自分が不在でも問題ないという状態にすることは最低限の義務です。カンダの場合は一か月は前から種を撒き始めます。2.1節でも記載した通り、周知させるのと同時に徐々に自分の業務を上下に振り始め、巻き込み始めます。自分が主としてやっている業務は原則上司、自分の部下がやっている業務はその確認業務を上司に振っていきます。同列の場合は、事前に調整し、向こうの休みのときは自分が何をする、自分が休みの時は向こうが何をすると明確にし、持ちつ持たれつの状態を形成することが重要です。
ぶっちゃけていうと2週間丸々いないような状態でなければ、1週間不在程度はどうにでもなります。それでもあえて形式的に引継ぎ書(リスト)を作成しばら撒くことで最低限の仁義は切ったことになるとカンダは理解しています。
また、感情的なところのケアも重要です。はっきり言って日本の文化的に業務がいかにスムースに進んでいたとしてもやっかみで色々言われたりします。強メンタルを持っている人たちは気にもならないと思いますが、カンダは意外とこういうところは慎重に対応しています。例えばどういうことをしてるかというと、
・長期休暇が近づくにつれてあえて自分の業務量を増やして、少し多めに働いておく
・期限が遠いものでも敢えて前倒しで複数終わらせておき、休んでも仕方ない感を出す
・Remote Work環境があるならば業務開始の前日(つまり休暇の最終日)に一気にメールの処理を行い、アピールする。つまりははじめからそこは休暇を取っておきながらそういうことができるようにしておく。
などなどです。しょうもないことですが、うまく世を渡っていくにはこういう些細なことも大切です。
結論
□長期休暇は長期休暇でしかできないことを実施する。
□資格や何かを追い込むために一気に利用すのはあり。
□長期休暇の調整は実業務だけではなく、感情面の調整もお忘れなく。
余談
【休み取ってもやることがないおじ様たち】
最近の企業は有給休暇や毎年の特別休暇に加えて、勤続年数に応じてさらに特別休暇が与えられたりします。名称としては様々な言われ方をされており、10年勤続慰労休暇だったり、フレッシュアップ休暇だったり、リフレッシュ休暇だったりします。
実はこの休暇をマジで必要としていないおじさんたちが存在します。特に15年もしくは20年、25年もしくは30年とかの区切りでもらえたりするのですが、本当に何していいかわからないから取得しなくてもいいようなことを言ったりします。要は強制無趣味おじさんのなれの果てなわけです。子供は大きくなって手間は掛からない、忙しいときは仕事に追われて自分のことはなにもしてこなかった、休んだところで自分の自由に使えるお金も家族の理解もない、といったところです。
参考になれば幸いです。皆様が小金持ちになることを祈って。
カンダ
[土日・祝日については以下の記事をご一読ください]